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空き巣対策に有効な面格子!
どんな場所にどんな面格子がいいの?



普通の人だったらこんなところからは家に入ってこないと思う「小窓」。トイレやお風呂、洗面所など換気のために使われることが多いですよね。しかし、泥棒が見ると格好の侵入経路となることも。

どんな場所が危険ですか?どんな面格子を選べばいいですか?まとめてみました。




「まさか!こんな小さな窓からも入れるの!」


毎日の生活の中で、多くの場合リビングや寝室などにある大きな窓は開け閉めに注意を払うものです。しかし、トイレやお風呂などにある小窓となると、「小窓は大丈夫だろう」という気の緩みから無施錠のままということも少なくありません。

しかし、物理的に人が通れない大きさの窓から侵入されることはないとしても、自分では通れないと思っていた小窓がドロボウ目線でみた時には格好の侵入口となる場合があります。

例えば、この写真のような小窓でも、図のように頭(寸法:X)および頭と片側の肩まで(寸法:Y)の空間があれば侵入することができます。

ですから、たとえ小窓であったとしても油断は禁物なのです。

【小窓だから安心とは決して言えない】


「小窓」に面格子が必要な理由とは?


しかし、なぜドロボウたちは小窓を狙うのでしょうか。そこにはいくつかの理由があります。

その一つは、浴室・洗面所・トイレなどの小窓は「換気」を主な目的とすることが多く、閉め忘れや開けっぱなしになりやすいということです。換気のために小窓を開けてちょっと外出した「わずか数十分」が…ということも十分あり得るのです。
また、プライバシーのため外部から見えにくい場所に設計・配置されるトイレやお風呂の小窓は、ドロボウにとっても人目に付きにくく、心理的ストレスが少ないということもその理由に挙げられます。
さらに、そういった小窓の多くは地上から決して高すぎない位置にあり、侵入しやすいのです。

でも分かっていても、「窓を開けて換気をしたい!」という方は少なくありません。
そこで有効となる防犯対策アイテムが「面格子」です。


ついているだけでは安心は禁物。


しかし単に「じゃあ、格子を付ければ安心だね。」というわけではありません。なぜかというと、格子といっても本当に様々な種類があって、防犯面で性能の低い商品もたくさんあるからです。

例えば、その代表的な格子がアルミ縦型面格子です。
正直なところ、付いているだけで防犯性能はほとんどないと言っても過言ではありません。その理由は、格子を留めているネジがむき出しになっていることも多く、ドライバー1本で簡単に外せてしまうことがあるからです。
また、アルミ素材で強度が十分でないため、素手で簡単に格子の1本1本をもぎ取ることのできる場合もあります。
【防犯効果を期待できないアルミ縦型面格子】

ドロボウは、下見の段階で居住者の防犯意識をしっかりとチェックしています。「これは簡単に破壊できる格子だ。しかも、窓も開けっ放しだぞ。」犯人に目をつけられてしまうと、狙われる確率は一段と高くなります。

ぜひこの機会に、我が家の格子の防犯性能をチェックしてみてください。


泥棒に強い面格子とは?


では、防犯のプロがオススメする泥棒に強い面格子とは?その代表的なアイテムをご紹介します。

1.ステンレス面格子(CPマーク商品)


現在最も高強度の面格子が、このステンレス面格子です。ステンレス素材のため簡単に切断したり、外したりできません。錆びにくく高い耐久性をもっており、取付ビス部分をブラケットで隠してしまう工法なので、外観と防犯対策にも優れています。

この商品には、防犯性能に優れた製品であると認定された【CPマーク】が付いています。

【CPマーク認定のステンレス面格子】

2.アルミ面格子【菱クロス面格子・井桁面格子】


アルミ製ですが、部材がクロスする部分でそれぞれ固定されている為、アルミ素材の縦型・横型格子に比べて強度があります。

外観も和風・洋風住宅問わず合わせることのできる商品です。

【菱クロス面格子・井桁面格子】

3.鋳物面格子


もっと外観にこだわりたいという方に選ばれています。ヨーロッパ伝統の質感とモチーフでデザインされた面格子です。

もちろん安全性や防犯性も配慮されています。

【デザインにもこだわった鋳物面格子】


面格子が強い素材や構造であることはもちろん大切ですが、その取り付け方法も大きなポイントです。

面格子の取り付けは、基本的に外壁に穴を開けてネジで固定するというのものです。ですから、簡単に外されないように長いネジでしっかりと下地材に固定することがまず大切です。加えて、ネジの頭をつぶしてコーキングなどで固定したり、ねじ固定部分を完全に隠してしまうなどの対策が必要になります。(右の写真)

ドロボウにとってもう一つ狙い目となるブラケットと面格子の連結部も、一度しめると逆方向にまわせなくなるネジを使用したり、一般的な工具では外すことができないネジを用いるたりすことが効果的です。

さらに、窓サッシと格子が一体化した防犯性能を更に追求した商品もありますので、ぜひリサーチしてみて下さい。

【素材や構造だけでなく取り付け方法も大切なポイント】

しかし、注意しなければならないこともあります。
どんなに防犯性能に優れた格子を設置したとしても、不在時や就寝時に長時間窓を開けっ放しておくことはオススメできません。どんな格子であっても時間を掛ければ外されてしまう可能性は十分あります。

それで、在宅時に換気や採光などがある程度済んだら速やかに窓を閉めましょう。こうした防犯意識の高さをドロボウにアピールすれば、狙われる確率は更に少なくなるでしょう。


こんな場合は室内用の面格子もおすすめです。


外側に格子が設置できない、または外観デザイン上面格子を設置したくないという場合もあります。
そういった場合には、室内側に格子を付けるのが良いでしょう。

例えば、右の写真の室内用格子。
ステンレス素材で固定式の為、強度があります。固定ボルトも専用工具が無ければ調整できません。

ただし、外付け面格子に比べるとお値段がやや割高になります。また、見た目を気にされる方もいます。いずれにしても、防犯性能と利便性、費用対効果のバランスを計算してお選びください。

【室内面格子】


人目が気になる窓には目隠しできる面格子を。


お手洗いや浴室などの窓は、人目が気になることもあります。また、たとえ曇りガラスになっていても、照明がついているとシルエットは意外にはっきりと見えてしまうものです。

この点でオススメなのが、目隠しのできる面格子です。防犯性能に加えて通風や採光を確保することができ、覗きなどの被害も防ぐことができます。角度も自在にコントロールできるブラインド感覚のルーバー面格子です。

【目隠し可動ルーバー面格子】

その中で、例えば人気があるのが「目隠し可動ルーバー面格子」です。
浴室の窓や西日の強い窓に適した面格子です。格子部材が羽根になっていて室内からレバーで開閉することができます。プライバシー保護や西日が強い時は閉める、風を通したい時や日光を取り入れたい時は開けるといった使い勝手のいい面格子です。


気になるお値段は?


ここまでで格子の種類や用途、その他注意点をご紹介してきましたが、やはり気になるのがお値段です。
デザインや素材、サイズによって値段は違いますが、一般的によく設置されている仕様の格子をご紹介します。

設置事例1:「アルミ菱クロス面格子」

設置個所:洗面所
格子サイズ:幅400×高さ650mm
商品+工事費=30,500円(税抜)


設置事例2:「目隠し可動ルーバ―面格子」

設置個所:浴室
格子サイズ:幅400×高さ800mm
商品+工事費=39,000円(税抜)



まとめ


防犯対策で面格子を付けることをお考えであれば、まずは現状をしっかり把握しましょう。そして、本当に効果のある格子をきちんとした方法で設置しましょう。

注意したいのが、いくら防犯上優れた面格子を付けたからといって、開けっ放しで外出したりすると、留守の家かもしれないとドロボウを呼び寄せる可能性があるということです。また面格子は、他の防犯アイテムと同じようにあくまで抑止力の一つであって、完全に侵入を防ぐことはできないということも思いに留めておきましょう。必要な採光や換気が終わったら、速やかに窓を閉めることをおススメします。