「侵入する側の目線を意識することが大切ですね」
浩二さま
きっかけは、昨年(2010年)6月に空き巣に入られまして。それで、非常に悔しい思いをしたので、“できるかりぎの防犯をしよう”と決めました。浩二さま
週末には、家族でいつも出かけているんです。たまたまその日は遅くなって帰宅が8時過ぎになりました。 車を駐車したときに、家に電気が付いていることに気が付いて、不審に思いながら家の中に入ったら、ぐちゃぐちゃになっていて・・・「うわぁ、空き巣だ!」と。康江さま
もう、家の中は足の踏み場もないくらい荒らされていました。 32インチの液晶テレビがあったんですが、それも担いで持って行ってしまったみたいです。あんな大きなものも堂々と持っていってしまうんですね。浩二さま
犯人は二人組だったようで、窓を割って侵入されました。 出たり入ったりする姿が防犯カメラにチラチラと映っていましたが、ヘルメットをかぶっていたので、人相はわかりませんでした。浩二さま
ほとんど考えていませんでしたね。康江さま
目の前に防犯カメラが設置されていることと、マンション自体も警備会社のセキュリティがあるので安心感をもっていました。 それに、マンションは頑丈だと思い込んでいたので、こんなに簡単に窓を割られて入られるなんて考えてもいませんでした。 万一異常があれば、ご近所の方が物音に気付いてくれるだろうとも思っていました。 でも実際には、空き巣も周囲のお宅が不在になる時間帯を見計らっていたのか、どなたも物音に気付かなかったそうです。 自分たちの身は自分たちで守らなくてはいけないと思い知りました。浩二さま
警備会社には、警察に連絡した後に電話をしてきてもらいました。 防犯カメラの映像を調べてもらわなくてはいけなかったので。康江さま
その時に初めて知ったんですけど、防犯カメラの映像があまり鮮明でなくて・・・人が動くのはわかるんですが、ぼやけている感じではっきりしていないので驚きましたね。浩二さま
結局、防犯カメラは抑止効果にしかならないという結論ですね。“見ているぞ”と対外的にアピールしているだけで、見られてもいいと思えば堂々と入ってくるんでしょうしね。康江さま
おそらくウチだけですね。 被害にあってからは、警報設備もきちんと利用するようになりました。防犯の意識というのはやはり、身近な人や自身で経験しないと変わらないんでしょうね。浩二さま
以前はウチもそうだったけど、ウチは大丈夫だって、根拠のない自信があるんだよね。浩二さま
もう2回目は絶対に嫌だったので、窓を強化するにはどうすればいいんだろうとネットで色々調べたんだよね。でも、防犯ガラスは高くて・・・康江さま
それに、マンションの規約で勝手にやることができないんです。 鍵屋さんを呼んだ時に、強度的には防犯ガラスがいいけれど、比較的価格が安い防犯フィルムというものもあると聞いたんです。 防犯ガラスが良いんでしょうが、マンションの規約もあるし、私としてはすぐに対処したいと思っていたので防犯フィルムを調べました。とにかく、待っていられないほど追いつめられていたので・・・康江さま
防犯フィルムをインターネットで調べたらウエラさんともう一件ヒットしたので、すぐに両方に連絡をしました。 ウエラさんの方は、社長さんが電話に出られたのかな?「すぐ行きます」というお返事でした。 その電話のあと、すぐに大橋さん(ウエラ名古屋 防犯設備士)が来て、色々とチェックをしてくださって、どういったものが必要かなど色々と教えて頂けて安心しました。 もう一件の方は、なかなか担当者と連絡がつかなくて、電話で話ができたのが2〜3日後だったんです。 そのときには、すでにウエラさんにお願いしようと決めていました。 空き巣にあった後で、いつまた入られるかもしれないという気持ちがありましたから。浩二さま
空き巣の被害にあったのが6月初旬で、その翌日割れた窓の修繕をしてもらった後ウエラさんに来てもらったんじゃないかな。康江さま
その後見積もりなどで2回程来てもらって、工事は6月10日だったので、今思うとすごく早いですね。康江さま
マンションで入っている損害保険会社に電話をした時に、盗難の再発を防ぐために防犯設備を整えるための費用が上限20万円だと聞いていたんです。 ウエラさんに防犯フィルムのお見積りを出してもらったら、12万円くらいでした。まだ保険の上限まで余裕がありましたので、ご相談させていただいて、結局、防犯フィルムだけでなく、窓の補助鍵、ダイヤルタイプのクレセント錠、振動感知警報器の取り付けをしました。浩二さま
フィルムの種類がグレードなどによって色々あるんだということを知って驚きましたね。 ホームセンターで市販のフィルムを買ったんですけど、「これでは役に立たない」と言われてしまいましたよ。康江さま
それに、フィルムは鍵の周りにだけ貼ればいいと思っていたんですけど、窓全体に貼らなければ意味がないんですね。 素人がフィルムを貼ろうとしても難しいんだということは来ていただいて分かりました。康江さま
実際の作業を見たら、あまりの重労働に驚きました。男性お二人だったんですけど、力いっぱいフィルムをこすって水を抜く作業が本当に大変そうでした。 それでも、お昼までに作業を終えていただくようにお願いしたら、「お昼休憩を短縮すればできますから」と言っていただけたんです。 今から思えば、無理なお願いをしてしまったと申し訳なく感じますけど、こちらからの要望を快諾していただいたのは、誠意を感じましたよね。浩二さま
やっぱり、全然違いますね、安心感があります。浩二さま
一番変わったのは防犯意識ですね。 ちょっと出るだけでも、全部ロックして、セキュリティをオンにしてから出かけるようになりました。康江さま
子どもが特に大変でした。 一人で登下校ができなくなってしまったんですよ。 親がパニックになっている様子とか、警察の鑑識の様子を見ていて怖いと感じたんでしょうね。康江さま
防犯フィルムを貼って、去年の夏涼しかったんですよ。 午前中はエアコンを付けなくても過ごせましたから。 防犯フィルムには、実は20%ほどの断熱効果があるそうで、 原発問題もあって、今、防犯・断熱フィルムへの注目が高まっていると大橋さんに教えていただきました。康江さま
防犯フィルムは、最初は正直高いと思ったんですけど、あの労働力を見ると、むしろ安いと思いました。浩二さま
安心料だと思えば安いのかもしれないですね。康江さま
今回、ウチは保険を使って防犯をしましたけど、もしも保険が出なかったとしてもお願いしていたと思います。 でも、(空き巣に)入られていないお宅が20万円かけて防犯をするかというと、できないんじゃないかと思うんです。こればっかりは、経験してみないと分からないですからね。浩二さま
地震と同じで、いつ来るかわからない泥棒に対して、防犯をするかどうかというのは意識だけの話だと思うんですよね。康江さま
どうしてもガラスに比べると性能が落ちるという不安はあるので、劣化してきたときに相談にのっていただきたいです。 ですから、ちょっと年数が経った段階で相談にのっていただけて、なおかつ適切でリーズナブルなご提案をいただけるとうれしいですね。