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失敗しない窓の防犯対策! 窓ガラスを空き巣から守るには!

「窓も閉めて、カギもかけて外出したのに!」

帰宅すると窓ガラスが割られて空き巣被害に!

 

こんな苦い経験をされた方も多いのでは?

 

それもそのはず。

平成27年に全国で起きた住宅侵入盗被害件数は46,091件、

一日にすると約126件もの家が侵入被害に!

 

しかもその約6割が窓からの侵入というデータがあります。

【侵入口別侵入窃盗認知件数】

 

ですから、「窓を制する者は防犯を制する」ともいわれるほど、窓の防犯対策は大切です。

なぜ犯人は窓を狙うのか?有効な対策は?良く聞かれる質問をまとめてみました。

 

失敗するのはなぜ?あなたの思い込みが空き巣を引き寄せる

多くの人が窓の防犯に失敗する理由を説明する前に、

まず確認して頂きたいことがあります。

 

あなたの家の窓には「カギ」は付いていますか?

 

「もちろん!」とほとんどの方が答えられるでしょう。

実はその『思い込み』こそが失敗する窓の防犯の原因なのです。

 

あなたが窓の「カギ」だと思っている物を専門家は何と呼んでいるかご存知ですか?

実は「締まり金具」と呼ばれています。

 

本来はサッシとサッシの気密性や、防音性を高めるための器具です。

回転させる部分が半円形であることから、クレセント(三日月)錠とも呼ばれますが、

あくまでもその目的は「カギ」の役割、つまりの窓をロックする事ではなく、

サッシとサッシを密着させる「締め付け」機能なのです。

 

ですから、空き巣犯はこの盲点をついて侵入してくるのです。

あなたにとって「カギ」と思っていたものが、空き巣犯には「カギ」ではない。

この思い込みギャップが空き巣をあなたの家に引き寄せるのです。

 

もう一つの思い込み。

それは「ガラスを割るって大ごとじゃないの?」大きな音もしそうだし、

時間もかかりそうだし、目立ちそうだし。

 

そこで、次に空き巣犯たちがガラスを割る方法と手口をご紹介しますね。

皆さんが思っている以上に簡単にガラスって割られてしまうでんすよ。

 

空き巣犯が窓ガラスを割る手口と道具とは?

普通の方ならば、「ガラスが割れる」と聞くと、

ガラスコップを落としてしまった時とか、

子供がボールを窓にぶつけてしまった時など連想するかもしれませんね。

「ガッチャーン」ととても大きな音がします。

 

それでついつい空き巣犯がガラスを割るときにも

大きな音がするものだと勘違いしてしまいます。

 

ところが、空き巣犯たちは大きな音を出さずに、

しかもあっという間にガラスを割って侵入して来ます。

 

ではそのガラス破りの方法とは?

 

手口その① こじ破り 使う道具:マイナスドライバー

窓の枠とガラスの間にドライバーを差し込むと簡単にガラスにヒビが入ります。

3か所ほど同じようにするだけで綺麗にガラスに穴が開きます(三角割り)。

この方法だと、10秒以内でガラスを割ってクレセント錠が解錠されてしまいます。

 

手口その② 焼き破り 使う道具:ガスバーナー

ガラスにバーナーを当てるだけです。

熱せられたガラスに水をかけると急激な温度変化によって、簡単にガラスが割れてしまいます。

 

手口その③ 突き破り 使う道具:アイスピック

アイスピックを用いてクレセント錠付近のガラスに小さな穴を開け、

クレセント錠レバーを突き倒してしまう手口です。

 

その他にも打ち破りといって、バールやハンマーなどを用いて

ガラスを割る手口もありますが、この方法は破壊力がある分だけ、

大きな音が出るのも特徴です。

 

ですから、通常の犯行にはあまり使われない手口です。

ほとんどの空き巣に用いられるのが、こじ破り、焼き破り、突き破りという手口です。

 

これらの手口に共通しているのは、音はほとんど出ないものの、

破壊力も小さいという点です。

 

犯行の特徴が分かってくると、防犯対策に必要な要素が見えてきます。

 

では、窓の防犯対策のポイントとは?

 

防犯対策のポイントは、時間・音・人の目

犯行の特徴を観察すると空き巣犯たちが嫌がることが見えてきます。

犯人は短時間で、音を立てず、目立たないように犯行を行います。

逆に言えば、時間をかけさせ、大きな音がして、目立たせれば犯人は嫌がる訳ですね。

 

空き巣犯たちは必ず下見をしています。

ですからその時に、「ここは侵入に時間がかかりそうだ」「難しそうだ」と、

感じさせる事が大切です。

 

実際、犯行に5分以上時間がかかると70%の犯人が侵入を諦めると言われています。

10分以上ならば90%にまで確率が上がります。

【 空き巣犯が侵入を諦める時間 】

 

では、実際に何ができるのか説明しますね。

 

何から始める?正しい窓の防犯対策とは?

空き巣犯が狙うのは窓ガラスの向こう側にあるクレセント錠です。

最初にもお話しした通り、皆さんの家についているクレセント錠が、

実際には「カギ」の機能を果たしていないというのが実状です。

 

ですから、まずこのクレセント錠の対策から始めましょう。

合わせて「簡単に割れるガラス」から「簡単には割れないガラス」、

正確に言うと「窓ガラスの向こう側にあるクレセント錠に

手を届かせないガラス」に強化しましょう。

 

また、トイレ・お風呂など換気のために、

窓を開けておきたい場所にも防犯グッズを上手に使いましょう。

 

では具体的な方法です。

 

防犯窓鍵「あかないんです」

 

まずはロック機能付きのクレセント錠に交換しましょう。

そこでお勧めなのが防犯窓鍵「あかないんです」。

 

ネーミングはふざけていますが、その性能は優れモノ。

ダイヤル式のロック機能が付いているので、

3ケタの暗証番号を合わせないと解錠する事が出来ない仕組みになっています。

 

たとえガラスを割ってクレセント錠に手が届いたとしてもレバーを回すことができません。

結果としてサッシを開けられず部屋へ侵入させません。

【 クレセント錠を狙った手口に対抗 】

 

ドライバー一つで女性でも簡単に交換できるのも魅力。

暗証番号は1000通りのパターンから好きな番号を選べるので、

この防犯窓鍵でしっかりロックすれば、相当の時間をかけなけば解錠は不可能です。

 

今付いているクレセント錠をこの「あかないんです」に交換するだけでも効果は十分ですが、

もっと安心したいと言う方には、「あかないんです」を少し高い位置に増設することもお勧め。

特に庭やベランダへの通用口になる大きな窓には1ドア2ロックでさらに強化されます。

サッシへの2ロックをご希望の場合は専門家にご相談下さいね。

 

見ればすぐわかる!窓の防犯対策グッズ「あかないんです」とは?

 

防犯ガラス・防犯フィルム

窓の防犯対策の基本セットとして、防犯ガラス・防犯フィルムは外せないアイテムです。

 

普通のガラスの場合、ものの数秒でガラスは割られてしまいます。

しかし、防犯ガラス・防犯フィルムの場合5分以上時間をかけなければ、

手を入れるほどの大きさの穴を開けられないように設計されています。

 

ただし、防犯フィルムの場合は厚みが350μ以上の物でないと

それだけの時間に耐えることはできません。

防犯フィルムを選ぶ際にはフィルムの厚みに注意して選定してください。

 

また、空き巣対策として本当に効果を期待するには窓ガラス全面に貼ることも条件です。

クレセント錠の周りだけ貼るタイプの物もホームセンターなどで販売されていますが、

犯人から見れば何の効果もありませんのでご注意を。

【窓の防犯対策として、防犯ガラス・防犯フィルムは外せない基本アイテム】

 

防犯ガラスと防犯フィルムはどちらがいいかと質問を受ける事がありますが、

防犯ガラスには中間膜の厚みによって種類がいくつかあります。

中間膜が厚いほど防犯性能は上がりますが、価格が高くなったり、

重量も増すので交換できないケースもあります。

 

一方防犯フィルムは、防犯ガラスに比べるとリーズナブルで

ほとんどの窓に貼り付けができるというメリットがあります。

また災害時には飛散防止フィルムと同じ効果を発揮するのも安心できる点ですね。

 

さらに窓は緊急時の避難経路にもなるので、

地震などでサッシがゆがみ窓が開閉できない時などは、

ガラスを割って脱出しなければなりません。

 

防犯ガラスの場合、強度が増すほど脱出が困難になりますが、

防犯フィルムの場合は室内側にだけ貼るので、中からこじ開ける事が可能です。

 

災害時の事も考えて防犯ガラスと防犯フィルムの使い分けも方法の一つでしょう。

ただし、防犯ガラスは20年以上の耐久性があるのに対し、

防犯フィルムの貼替えの目安は10年ほどといわれています。

価格や耐久年数のバランスも選定の条件でしょう。

 

面格子・室内面格子

トイレやお風呂など小さな窓へは面格子の設置が有効でしょう。

換気のために窓を開けておきたい場所のため、面格子が設置されていると安心です。

 

しかし、きちんと対策されていないと、破壊されてしまったり、

ビス穴が露出しているためにドライバーで簡単に外されてしまうケースもあります。

 

空き巣に強い素材や形状を選びましょう。

CPマーク認定の商品は安心ですが、ヒシクロス形状の面格子も防犯性能を十分に期待できます。

【左:CPマーク認定の面格子  右:ヒシクロス面格子】

 

ですが、ルーバー窓(ハンドルをくるくる回転させて開ける窓)や外側に開くタイプの場合、

スペースの問題で外付けの面格子が取り付けられない場合があります。

そのような時には室内面格子が有効です。

 

面格子を使用する際の注意点をもう一つ!

外出の際に窓を開けたままにした結果、空き巣犯にその気を起こさせてしまい、

被害に遭う例が報告されています。

いくら面格子があるからといっても窓を開けたままにして

家を留守にすることはお控えください。

外出時はすべての窓を閉め鍵をきちんと施錠する事が防犯の基本です。

 

※CPマーク認定とは、「財団法人全国防犯協会連合会」が定めた

基準に基づた性能試験等などを行い、一定の防犯性能があると評価された、

錠、ガラス、ドア、サッシ、シャッター等の建物部品に与えられるマークです。

 

補助錠

より多くの時間をかけさせるためには、窓のストッパーとなるものを増やすことも有効です。

設置する場合には簡単に外せないようにビスなどで固定するようにしてください。

両面テープなどで接着するだけでは、十分な強度が出ない事がありますので注意が必要です。

 

また、補助錠とはあくまでもストッパーでありサッシをロックするものではないことをお忘れなく。

主錠がしっかりと「カギ」の機能を果たしている上で初めて効果がるとお考えくださいね。

加えて、途中で面倒になってしまい、せっかく設置されているのに使っていない

ご家庭も多いのでその点も気を付けてください。

ある意味、防犯意識のバロメーターにもなりますね。

 

窓の防犯対策で良く聞かれる質問 TOP10

防犯ブザーには効果がありますか?

防犯ブザーには2タイプあります。

一つはセンサーが窓が開いたこと感知して警報音を発生させるタイプ。

もう一つは振動に反応するタイプです。

 

犯人を威嚇する点ではどちらも同じですがどちらも同じ弱点があります。

開閉センサータイプが異常を感知する時とは、すでに侵入されていることを意味します。

振動センサータイプは、やはりガラスを割られて初めて警報音を発生させます。

 

ですから、防犯ブザー単体で犯行を防ぐわけではありません。

また、防犯ブザー本体が警報音を発生させる場合、

すぐに音を止められてしまう可能性があります。

 

別器で警報音を発し、100dB以上の大音量の物を選ばれると良いでしょう。

 

2階の窓は狙われますか?

弊社スタッフの実験では、素人でも簡単に雨どいをつたって

2階に侵入できる事が確認されました。

 

専門家の間では、雨どいは「手動エスカレーター」と呼ばれています。

また、物置や、カーポート、庭木なども、2階に登るためによく利用されます。

【 「2階だから大丈夫だろう」というスキを空き巣犯は狙ってくる 】

 

対策を怠ると、2階はバルコニーの塀によって外から全く見えなくなることが多いので、

犯行に時間もかけやすく仕事のしやすい職場を提供してしまうことになります。

 

マンションの高層階に住んでいますが、大丈夫ですか?

マンションの場合、よく狙われるのが1・2・3階、そして最上階といわれています。

1・2・3階は下から、最上階は屋上からロープを使って侵入されるケースがあります。

 

高層階が狙われる理由としては、

①屋上からの侵入が可能

②油断している家が多い

③留守かどうか分かりやすい

④富裕層が住んでいるなどがあげられます。

【 共同住宅における侵入窃盗の侵入経路 】

 

侵入経路としては、3階以下の場合は窓からの侵入が第1位。

4階以上の場合は窓からの侵入が玄関に次いで第2位になっています。

 

マンションに住んでいても窓の防犯対策は必須であることが分かりますね。

 

狙われやすい窓はありますか?

犯人から見て死角になるところにある窓が狙われやすいといえます。

物置、庭木、外壁など死角になるものを作り出していないか確認しましょう。

また、エアコンの室外機や脚立、自転車など足場になるものが近くにある窓も

狙われやすいので注意が必要です。

 

 

夜寝る時は、窓は閉めたほうがいいですか?

当然、窓を閉め鍵をかけて眠りに就くことは、防犯上とても大切な事です。

就寝時を狙った犯行は「忍込み」といい、侵入盗被害の14.2%ととなっています。

【 侵入窃盗の手口別認知割合 】

 

侵入経路として選ばれやすい窓を開けたま寝ると、

犯罪に合うリスクが非常に高くなると言えます。

 

また、犯人によっては、窓の開いている部屋で眠っているなら、

窓の閉まっている部屋には誰もいないと考えるようです。

ですから、極力就寝時には、窓を閉められることをおすすめします。

 

しかしそれでも、窓は開けて眠りたいという方には、

ルーバー式の目隠し面格子やセンサーライト、防犯砂利、

防犯ブザーなどを活用して二重三重の警戒を怠らないようにしてください。

 

外出する時、シャッターや雨戸は閉めていったほうがいいですか?

シャッターや雨戸は「諸刃の剣」といえます。

確かに、閉めているとある程度の防犯効果を期待できます。

と言っても、それは防犯性能があるシャッターや雨戸の事です。

賃貸物件などで使用されているシャッターは簡単に破壊されてしまいます。

 

一方で、防犯性能が高いシャッターであっても閉めていれば

犯人に留守ですよと、合図を送っている事にもなります。

 

そのため、ハウスメーカーによっては新築の時点で、

あえてシャッターや雨戸は標準仕様にしない場合もあります。

 

私たちの考えとしては、窓の防犯対策をしっかりと行ったうえで、

シャッターや雨戸を状況に合わせて使用されることをおすすめします。

 

例えば長期不在の時や、寝る時には必ず閉めるなど、

生活のパターンに合わせて利用してください。

【 シャッターの使用も十分な考慮が必要 】

 

人が通れない大きさの窓でも狙われることがありますか?

物理的に人が通れない大きさの窓から侵入されることはありません。

 

しかし、自分では通れないと思っていても犯人にとっては可能な場合もあります。

図のように頭(寸法:X)および頭と片側の肩まで(寸法:Y)の空間があれば、

侵入できてしまうのです!

【 侵入できるかどうかの判断となる寸法 】

 

ですから、自分を基準にしてこの窓は侵入ができないと判断するのではなく、

侵入犯が非常に小柄な体形かもしれない事を想定して対策を考える事が大切ですね。

 

防犯ガラス・防犯フィルムに防犯面での弱点はありませんか?

様々な実験映像などでも明らかなように、

防犯ガラス・防犯フィルムは通常の空き巣犯が使う手口(こじ破り・焼き破り)に対しては、

非常に有効な防犯対策になります。

特に面に対する攻撃(バットや金づちなどを用いた攻撃)には力を発揮します。

 

しかし、点に対する攻撃(アイスピックなどで小さな穴を開ける攻撃)には、

弱いという特性があります。

 

最近では「焼き破り」と「突き破り」の合わせ技で、

防犯ガラスが突破されるケースも出てきています。

【 「焼き破り」と「突き破り」による合わせ技で、防犯ガラスが突破される 】

 

また、バールを使って強引に突破しようとする手口には、

グレードの低い防犯ガラスでは太刀打ちできません。

 

点に対する攻撃にも耐えるためには、

クレセント錠が突き破り対策になっている「防犯窓鍵」を設置する事や、

「補助錠」などを併用することが大切です。

 

賃貸物件に住んでいますが、窓の防犯対策は何ができますか?

 

ワンルームマンションやアパートに住む一人暮らしの女性だけを狙う犯人もいます。

なぜなら賃貸物件なので、防犯対策があまりなされていません。

 

退去時に原状回復をしなければならないため、壁に穴を開けたり、

サッシを加工する事はできない場合が多いです。

 

その点、防犯フィルムの貼り付けや、既存のクレセント錠を防犯窓鍵に交換するだけなら、

退去時にも簡単に撤去ができるのでおすすめです。

 

凹凸ガラスですが防犯フィルムを貼ることはできますか?

お風呂場やトイレなど覗かれたくない場所に使われることの多いガラスです。

表面が凸凹しているのが特徴です。

【 表面がデコボコしている凹凸ガラス 】

 

防犯フィルムをそのまま貼っても剥がれてきてしまうので、

凸凹ガラス用のフィルムを使用します。

 

しかし、専用フィルムは耐久年数が短いので、

ガラスを反転して平らな外ガラス面を内側にすることで、

通常の防犯フィルムを貼ることができます。

 

ただしガラスを反転すると汚れがデコボコ面に付きやすくなります。

大掃除の時は「水ぶき乾拭き」という掃除よりも、

水洗いで「じゃぶじゃぶ掃除」をおすすめします。

 

要注意!失敗する窓の防犯対策

強化ガラスに防犯効果はありません!

強化ガラスを防犯ガラスと勘違いしておられる方がいます。

 

強化ガラスとは、普通のガラス(フロートガラス)に熱処理を加えて、

急激に冷やすことで、表面の強度を高めたガラスです。

通常のガラスに比べ3.5倍から4倍ぐらいの耐圧強度がありますが、

先のとがった物でたたくと簡単に砕けてしまうのが特徴です。

 

割れた破片が鋭くないので安全ガラスともいわれますが、防犯効果はありません。

また強化ガラスに防犯フィルムを貼ってもやはり効果がないのでご注意ください。

【 強化ガラスの割れた破片 安全だが、防犯ガラスではない 】

 

ペアガラスに防犯効果はありません!

ペアガラスとはガラスとガラスの間に空気層を持たせ、

断熱&結露防止として使われるようになったガラスです。

 

Low-eガラスという断熱効果に遮熱効果をプラスした夏冬対応タイプもありますが、

ガラス自体に防犯対策が施されているわけではないので注意してください。

 

2枚ガラスがあると、侵入に手間になるように思えますが、

プロの泥棒なら10~15秒ほどでガラスを割って侵入して来ます。

 

網入りガラスに防犯効果はありません!

網入りガラスは、ガラスの中に網(ワイヤー)を封入したガラスで、

防火ガラス、または防火設備用ガラスとよばれ、

火災時に飛散を抑えることを目的としたガラスです。

 

その特性上ガラスを割るとガラスが飛び散りませんし音もあまり出ないので、

かえって空き巣には好都合になることが。

 

防犯フィルムを貼る事でガラスの強化ができますが、

熱割れという現象が生じる事もあるので、

専門家と相談して対策を講じることをおすすめします。

 

まとめ

空き巣犯に一番よく狙われるのが窓です。

 

最近の犯行はどんどん大胆になってきています。

より強硬な手口に対応するには時間もお金も掛かることは覚悟しなければいけませんが、

まずは自分でも出来る事から始める事が大切です。

 

窓の防犯対策はポイントを押さえて行いましょう!

 

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