名古屋・住まいの防犯リフォーム専門店
防犯フィルムの選び方
ホームセンターなどでも良く見かける防犯フィルムには様々なタイプがあり、その一番の大きな違いはフィルムの厚みです。200μ(ミクロン)、300μ、400μといった様々な厚みの防犯フィルムがあります。

しかし、平成14年の官民合同会議の中で、侵入に5分以上の時間をかけさせるため、フィルムの厚みは350μ以上であることが定められ、推奨されています。

それで、防犯フィルムを検討する際はその基準、つまり350μ以上の厚みを満たした商品を選びましょう。

加えて、もう一つ注意しなければならない点があります。

それは、ホームセンターなどで売られているA4サイズやB5サイズの部分貼り商品には、たとえそれが350μ以上の厚みを兼ね備えていたとしても、防犯効果がほとんどないということです。

なぜなら、犯人にとっては手の入る穴をガラスに開けることができさえすれば、クレセント錠を開錠することは簡単だからです。

それで、防犯フィルムは部分的なものではなく窓の全面に貼ることをお勧めします。窓一枚一枚正確に寸法を測り、すきまなく防犯フィルムを貼るようにしましょう。

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フィルムの厚みは
全厚350μ以上が推奨されている

フィルムは部分貼りではなく
窓全面に貼ることが重要

防犯カメラの選び方
防犯カメラには様々なタイプがあります。

これまでのアナログ、HD-SDIに加えて、最近ではAHDカメラも人気があります。
目的や環境、そしてコストに応じた最適な商品を選択することが必要ですが、最も重視すべきなのは「証拠能力」、つまりしっかり記録として残せるかがポイントです。

カメラの種類やメーカーは膨大な数に上ります。
しかも解像度がそれぞれ異なりますので、 防犯設備士など防犯機器のプロから最適な商品スペックと設置場所や方法に関するアドバイスをお受けください。

スマートフォンやタブレット、PCでの監視や遠隔操作は今や当然ですが、ネットワークの接続の際にプロバイダーやPCスペックなどの関係で、別途操作が必要になる場合もありますので注意が必要です。

さらに録画機器の操作性能もカメラ選びに付随する重要な要素です。マウスで簡単に操作でき、いざという時に見たい映像を素早く確認できる商品を選びましょう。

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高所ポールに設置した例
工場や駐車場監視に
有効な設置方法
 

ドアホン連動型防犯カメラ
親機モニターや子機で
監視できる手軽な機種
 

本格派防犯カメラ設置例
より鮮明で長時間録画が可能
スマートフォンによる
遠隔監視が可能な機種も

センサーライトの選び方
【機種】
メーカー、種類、値段など様々です。
例えば、屋内用、屋外用、乾電池式、ソーラー式、音で 威嚇か音と光の両方で威嚇か、防水性、耐久性、人感センサーの有無 等々 考慮すべき要素はたくさんあります。

【取り付け場所】
玄関、駐車場、勝手口、はき出し窓、ベランダ等 立地、周辺の環境よって取り付けの必要な箇所や優先度が変わります。
例えば、周囲に家が無いような環境で夜間ライトが点灯していても犯人からしたらあまり怖くありません。また、ベランダの柵や手すり等、犯人が容易に手の届く場所に設置するなら一瞬にして破壊されたりコンセントから抜かれてしまい本来の防犯性能は失われてしまいます。
外壁に貫通させるか外部電源に直結させるなどできるかもしれませんが、その場合、電気工事士による施工や防犯設備士による入念なチェックが必要です。


ガレージへの設置例

玄関先への設置例

勝手口への設置例

クレセント錠・鍵の選び方
【玄関】
ワンドアツーロックが基本ですが、一つしか付いていない場合は補助錠を追加するのがベストです。ピッキングに強いタイプといってもその中でもランクがありますし、玄関部分にガラスがある場合はそこから手を入れられてしまうことがありますので、サムターンを取り外せるタイプがお薦めです。
また、最近ではバールによる強引な「こじ破り」も増えており、ワンドアスリーロックでドアの強化も効果的です。

【各窓】
ホームセンター等では窓の補助錠を良く見かけますが、よくよく考えると「補助」錠があるということは「主」錠もあるわけです。
これはクレセント錠のことです。実は犯人目線で考えるとこの主錠を強化することが先決です。アイスピックなどによる「突き破り」という手口も増えています。突き破り対策クレセント錠への交換や、各窓にも2ロックをお勧めします。


玄関3ロック設置例

勝手口3ロック設置例

はき出し窓2ロック設置例

格子の選び方のポイント
防犯格子はシャッターの無い腰窓や小窓、周囲から死角になるトイレや浴室等のルーバー窓の補強に有効です。既に格子がついていても強度の無いものは数本切断されたり、ネジを外して侵入されてしまいます。

もともとサッシと一体になっている「サッシ一体型」(写真①)の格子は防犯上理想的ですが、後付けの場合(写真②)いくつか注意点があります。


①サッシ一体型は、接合箇所が多く
部材が丈夫なので破壊されにくい。

②アルミ面格子は、後付けできるが
設置にはいつくかの注意が必要。

アルミ面格子はどの窓にも施工可能です。井形やひし形があり、外観に合わせて選べるところも便利です。但し格子そのものの強度はありますが、外壁やサッシに取り付けるネジを外され侵入される可能性があります。それで出来るだけ長いネジを使用したり、ネジ穴をつぶすなど外されにくい一手間が必要です。アルミより強力なステンレス製の格子もありますがかなりの高額です。


施工前

施工後③
「インナー格子」(写真③)は窓の内側に取り付けるタイプの格子です。ルーバー窓や隣接している住宅地で足場を組めないような場所には内側からの格子施工が良い場合もあります。
いずれの場合も、下地の材料や形状によっては取り付けられない場合もありますので一度ご確認ください。

バスルームやトイレなど視界が気になる場所には、「目隠し可動ルーバー格子」(写真④)が有効です。視界を遮りながら、窓を開けて喚起でき、採光性にも優れていてます。お隣の家との窓が近いところにも使用できます。


室外側(全閉時)④

室内側(全開時)

バスルームへの設置例

警報通報機の特徴と選び方
犯人が侵入すると近所にも聞こえるような大音量や光の点滅などで威嚇して犯人を退散させたり、犯行を継続しにくくするのが自主セキュリティーによる警報通報機です。

ピッキングやガラス破り侵入等による空き巣に対する防犯、ストーカーや強盗等に対する非常通報機能、さらに火災の早期発見など危険を未然に防いでくれます。
犯人が侵入した際に大音量で警告する機能に加え、オプションで音と光によるセンサーライト、防犯カメラ、非常スイッチ等防犯機能を一層向上させることもできます。

警備会社による非常警報装置はいざという時に駆けつけてくれるメリットもありますが、意外と警告音が小さいとか毎月のコストの問題を指摘される方もいます。

最近では警備員は来ないものの、初期費用だけですむ安価で効果的なホームセキュリティーの売り上げが伸びてきており、一般住宅だけでなく多くの企業でも導入されています。その理由は効果的で安価、さらにポイントを絞った防犯が出来るためです。

例えば、一般住宅で既にほとんどの窓に防犯フィルム、防犯面格子やシャッターが付いているものの、ルーバー窓には何も防犯がなされていない場合があります。
防犯方法はいくつかありますが一つとして無線送信機付き防犯ブザーをガラス面に取り付け警報通信機と連動させることが出来ます。
また、指定した電話番号に通知することも出来ます。警告音量も100デシベル以上のものもあり効果抜群です。

警報通報機を選ぶ際も、まずはご自宅の防犯診断をした上で他の防犯と組み合わせて導入するのが最善です。


室内警報器設置例

屋外フラッシュブザー設置例

マグネットセンサー設置例

防犯剪定のポイント
植木や樹木が多すぎたり茂りすぎたりすると、見通しが悪くなり、死角を作り出します。
これが、ドロボウの絶好の隠れ場所になってしまいます。また背の高い木は二階に上るための侵入経路となることもあります。

背の高い生け垣や樹木は枝葉を剪定し、裏側の人の動きが分かるレベルにまで薄くすることが必要になります。また、下枝を切り落として足下を透かすことや、生け垣を単独系にするのも有効な方法です。

詳しくは、「防犯エクステリアとは?」をお読みください。

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